『研修を実施、その後どうする』

~研修の効果測定の難しさ~

by.松本 宜大

多くの企業で、様々な研修が実施されていると思います。
しかし、「その後、何をしていますか?」と問われたら、
多くの研修担当者は、おそらく
「???」
「うーん」
といった反応をする方もいらっしゃるかもしれません。

この根底にあるのは、古くて新しい問題
それは、、、
『研修、やりっぱなし』問題です。
研修を実施する事に夢中になって、
研修のあとの実践と、それの効果の測定まで考慮しない、
考慮してもしっかりと実行に移す人事は少数です。
しかし、これは本来可笑しな話です。
あれほど、「PDCA」をマネジメントの基本に置いている中で、研修だけが例外になるのでしょうか?

理由はいろいろとあります。
・多忙
・マンパワーがない
・統計が出来る人材がいない
などなど・・・・・・

私が隠れた主要因だと感じている事があります。
それは、、、
『そもそも研修設計時に、測定することを考慮していない』
ということです。
網羅するには紙面が足りないのですが、少し挙げてみると、、
・研修後にどんな実践を期待しているのか?
・実践の中で、どんな成果を期待しているのか?
・研修前の現状は?(それを定量的に把握しているか?)
などなど・・・・・・

これらの事を想定してから、研修を企画しないと、研修後に押っ取り刀で、測定しようとしても時間の無駄です。
研修を企画する際に、少なくとも以下の3点
「現在の現状把握(より定量的に)」
「研修の目的、目標」
「なぜ、その目的と目標なのか?」
を考えてみると、今までとは違った観点が見えてくるかもしれません。