新入社員の育成にとって大切な”忘れがちな習慣”

~意味づけの大切さ~

by.松本 宜大

4月、多くの企業で新入社員が入社されましたと思います。
入社後、新入社員は研修(Off-JT)で「マナー」「社会人としての意識」「報連相」といった職場で働くうえで大切なことを学習します。その後、各職場に配属され、職場の先輩によるOJTによって、研修では学べない「業務知識」「業務スキル」を習得していきます。

職場では、”業務に関するトレーニング”は必要です。
『○○という業務を遂行するために、○○を○○すれば、○○できる』
この○○を埋めながら、そしてこのパターンをいくつも獲得していく事で、新入社員は業務に精通していきます。
当然ですが、OJTは自然と”業務”に偏りがちになります。
しかし、”業務”だけでは新入社員は育成されません。
というのも、新入社員の時は”業務をできるようになる”ことだけでも十分ですが、業務遂行能力を獲得した後は、それとは違った事が求められていきます。それは、単に業務を行う事ではなく、顧客や利害関係者の意図や前提、組織や人間関係の中にある文脈といったものを”読んで”仕事をすることが求められます。

このようなことができるようになるには、どうすればよいのでしょうか?
それは、業務を教える中で、業務以外の質問をすることです。
「○○さん(質問相手)にとって、この仕事ってどういう意味を持つの?」
「○○さん(質問相手)がそう思ったことには、どんな判断基準があると思う?」
このような良質な問いかけによって、相手は表層的事象だけでなく、その事象の中にある自身の意識や前提を考え、自身の内面で意味づけを行います。
これは、一般的に「リフレクション(振り返り、内省)」と呼ばれます。
このリフレクションが習慣化されることによって、多様な視点を持ち、広い視野をもって仕事ができるようになります。

6月8日の夜にこの”リフレクション”についてセミナーを行います。
リフレクションの意味やHRにおけるリフレクションについてだけでなく、リフレクションを組織の中でどのようにデザインするのか、習慣づけを行うのか、お話します。
是非ご参加ください。
(下記のURLからお申し込みできます)
http://hr-lounge-nagoya.snapshot.co.jp/20170608-2/